皆様、当別町出身の佐々木丸美さんという作家をご存知でしょうか。
ある年代以上の方々はこの名前を聞いて「ああ!斉藤由貴の映画の!」と膝を打つ事と思います。20年ほど前に相米慎二がメガホンを取り斉藤由貴の主演で映画化され、大ヒットしたのが佐々木丸美さんのデビュー作、『雪の断章』。残念ながら1984年以降作品は発表されておらず、刊行された本は全て絶版状態が続いていました。12月ごろ北海道新聞に佐々木丸美さん復刊運動の記事が載っていたのを憶えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしこの度、老若男女を問わない幅広い層からなるファンの熱い思いに応え、佐々木丸美コレクションとして復刊される事になりました!
既に発売されているものは
| 雪の断章 |
 | 著者名:佐々木丸美(著) 出版社:ブッキング 出版年:2006.12 ISBN :9784835442693
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| 忘れな草 |
 | 著者名:佐々木丸美(著) 出版社:ブッキング 出版年:2007.01 ISBN :9784835442846
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| 花嫁人形 |
 | 著者名:佐々木丸美(著) 出版社:ブッキング 出版年:2007.02 ISBN :9784835442938
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| 風花の里 |
 | 著者名:佐々木丸美(著) 出版社:ブッキング 出版年:2007.02 ISBN :9784835442945
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| 崖の館 |
 | 著者名:佐々木丸美(著) 出版社:東京創元社 出版年:2006.12 ISBN :9784488467012
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| 水に描かれた館 |
 | 著者名:佐々木丸美(著) 出版社:東京創元社 出版年:2007.03 ISBN :9784488467029
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叙情的かつリリカルで繊細な独特の文体でつづられる彼女の作品は、ミステリー、恋愛、心理学、美術、超常現象、仏教思想、哲学、民話など様々な要素を含み、どのジャンルにも分類し難い佐々木丸美独自の世界を創り上げました。また作品それぞれがどこかでつながっているのも特徴のひとつで、1作、また1作と明らかになる人物の関係や心理、事件は次第に壮大な物語を構築しています。
私はまだ『雪の断章』しか読んでいませんが、トリックそのものより罪に至る背景が丹念に書き込まれているので、法を犯してもなお愛に殉ずる生き様に胸が震えてしまいました。世界は狭いが志の高い少女の潔さと言ったら!携帯電話も存在しない何十年も前の小説なのでアナクロな描写もありますが、札幌が舞台のため描かれた情景がぱっと思い浮かぶので(大通公園の3丁目でこの2人は出会ったんだな、とか・笑)容易に読みすすめられます。ご安心下さい!
4月末には「館シリーズ」の姉妹編、『橡家の伝説』『榛家の伝説』も発売されます。さあ、あなたもマルミストになりませんか?
posted by 大丸札幌店 at 19:49|
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